nekoです。今晩は。
今回は久々にレンズのレビューみたいな物をと思います。

撮影機材:ASAHI PENTAX K-1MkII smc PENTAX D FA MACRO 50mm F2.8
学生時代からの憧れていたレンズがあります。それがこのsmc PENTAX A Star 135mmF1.8です。私の中では好きな焦点距離である135mmで、明るさがF1.8というとんでもなく明るいレンズ。Starと名乗る高性能レンズです。
このレンズは、AF化されないままその生涯を閉じました。販売時期も短くプレミアが付いてしまい、中古でしか手に入らないにも関わらず、販売価格以上の値段で取引されるようになりました。
私が見つけたこの個体は、現在の一般的な価格より安い価格設定となっていました。
とはいえ、あと数万お金を足したらD-FA150-450が買えてしまうのではというくらいのお値段。かなり勇気がいりましたが、やはり旭光学に魂を売った(?)人間としてはこの名玉をこの機会を逃すと手にする事は無いと思い、かなり思い切って手を伸ばした訳です。
というのが2月頃のお話だったような。
改めてこのレンズについてレビューのような物を書こうと思った訳ですが、やはり、このレンズに本来つけれるべきカメラは、高校時代から使い続ける、マルチモード一眼レフ、PENTAX Super Aでしょう。そのためにモータードライブAも付けて写真撮りました。
同時期に販売されていた、A135mm F2.8も所有しておりますが、軽くてコンパクトであることに対し、このレンズは大きくて重いです。レンズが詰まっている感がヒシヒシと伝わってきます。
当時このレンズ用のフードはラバーフードが発売されていたようですが、今更手に入るわけも無く、代わりの物を探しましたが、やはり中望遠レンズに付けるには長さが短い。そこで思い切って2つ重ねてみました。

撮影機材:ASAHI PENTAX K-1MkII smc PENTAX D FA MACRO 50mm F2.8
フィルター径77mmなので、写真のように77mmのフードに82mm用のフードを接着して長さ稼いでいます。これを装着することで、さらに巨大で迫力満点なレンズとなりました。どこのニーニッパですか状態。
この状態で撮影してみましたが、けられないです。
このレンズの特徴である開放F値は1.8なのですが、Super Aに取り付けてみても何故か開放側でF1.7表記になります。当時のAレンズにはROMなど搭載されておりませんので、マウントの接点の通電位置で開放F値を認識しています。
この辺りの話をし始めると長くなるので別の機会があればと思います。私が修理技術者していた頃、ZシリーズとROM付きのFAレンズなどで、絞り表示と実際に絞り環廻して表示された値に差異がある現象について、当時のサービスセンター所長さんに結構文句問合せしまして困らせたことあります・笑。
開放F値問題ですが、1.7表記でプレビュースイッチを作動させると当然開放のままですが、ここで1.8表記にすると、絞りバネが作動します。果たして0.1分なのかというと微妙です…。そりゃぁ、MF時代のレンズにケチ付けちゃいけませんね。良くもこの状態でAF以外の機能使えるようにしてくれているPENTAXが偉いのですから。
うんちくはこの辺にして、実写紹介していきましょう。カメラはK-1MkII。まぁ、被写体が偏ってますのはご了承ください。

撮影データ:F1.7 1/640秒 ISO100
なるべく撮影は1.7と表示される開放か、ちょっと絞った1.8表記のみでテスト。絞れば描写は安定するのが解ってますので。
もっと開放では荒れるかと思いましたが、以外とシャープ。流石Aスターレンズ。やはりパープルフリンジは出てしまいます。その辺りはデジタルの力で補正するのが良いでしょうね

撮影データ:F1.7 1/2500秒 ISO100
とはいえ、現代のレンズほど切れ味抜群のシャープさではないです。当たり前ですが。F5.6や8くらいまで絞れば、という話はありますが、このレンズの最大の武器は明るさです。その明るさを活かし、ボケ味を楽しむのが良いと思います。

撮影データ:F1.8 1/8000 ISO100
ピントの山は思ったより掴みやすいので扱いやすいと個人的には思います。PENTAXのカメラもスクリーンの出来がAFカメラとしてはとても良いと思いますしね。しかし、私の目が乱視キツくなってきているので、昔では考えられないくらい気を遣います。

撮影データ:F1.8 1/6400秒 ISO100
135mmという中望遠で、しかも明るいレンズなので、これでもかというくらいぼけます。その立体感にはハッとさせられますね。

撮影データ:F1.8 1/4000秒 ISO100
色のりもとても良いです。PENTAXらしい色味が充分味わえますね。

撮影データ:F1.8 1/3200秒 ISO100
ボケ味も実に美しいなと思います。

撮影データ:F1.7 1/160秒 ISO100
最短撮影距離は1.2m。もっと寄れると良いのでしょうが、絞り環があるレンズなので、奥の手も使えます。

撮影データ:F1.7 1/40秒 ISO800 オート接写リングK 2号使用
このカットは、室内に生けていた花をオート接写リングを活用し撮影。これで最短撮影距離が稼げます。もちろん、絞りをA以外に設定し、グリーンボタンで瞬間絞り込みして適正露出を合わせます。
玉ボケ綺麗ですね。
現代のレンズと張り合うのは酷ですけど、さすがはスターレンズとも言える開放からの描写力だと思います。
では、わざわざこのレンズを買うことを勧めるかというと、中古で素直にDFA150-450とか、DA Star300mmを使った方が幸せになれるかなと思います。
ただ、PENTAXで135mmの単焦点はFAレンズ時代のF2.8モデルで途絶えていますので、この焦点距離を使いたい、となると…。素直に程度の良いFA135mmF2.8か、A135mmF2.8を買った方が精神衛生上良いかなと思います。この2つのレンズもとてもよい描写をします。(古いレンズとしては)最もA135mmはそこそこ見かけますが、FA135mmは希少ですけどね。
ということで以上、自己満足のsmc PENTAX A135mmF1.8レビューのような物、でした。
それではまたお会いしましょう。